【時系列】てんちむナイトブラ裁判まとめ 敗訴結果に擁護する人も

YouTuberのてんちむさんのナイトブラ裁判の判決がでました。ナイトブラ騒動は2020年に起きており、裁判までの経緯がわかりにくい面があったため、時系列でまとめました。

【時系列】てんちむナイトブラ裁判

それでは、てんちむさんのナイトブラ裁判を時系列で整理していきます。なぜ、てんちむさんが訴えられたのか、そして敗訴したのかを確認しましょう。

バストメイクアップブラ「モテフィット」プロデュース

てんちむさんプロデュースのバストメイクアップブラ「モテフィット」を販売。インフルエンサーであるてんちむさんの影響力は大きく「モテフィット」は累計約55万枚を販売し、総売上は約37億円に達しました。てんちむさんがプロデュースで得た収入は1億円だったそうです。

豊胸手術発覚

2020年、元友人のYouTuberかねこあやさんとの関係が険悪化したことにより、かねこあやさんからてんちむさんが豊胸手術をしていたことが暴露されます。バストメイクアップを謳っていたにもかかわらず、豊胸手術だったことでてんちむさんは批判を浴び、SNSでは大炎上がおきました。

自腹で返金

豊胸手術発覚後、てんちむさんはすぐに謝罪動画を発表。購入した人に自ら返金すると宣言します。ブラ本体の返金とメーカーへの手数料として1件につき30%などで総額約4億円。てんちむさんはYouTubeにくわえ、ホステスやダンサーの仕事を掛け持ちし約半年で支払いを完了しています。

「豊胸以外にも、バストアップのためのマッサージやエステ、下着などでのケアを普段からたくさんしていたのと、豊胸したことを隠したい気持ちもあり、嘘をついてしまいました。でもそれは商材(バストアップ下着)を買ってくれた方を騙す行為だったんだと自覚して、せめて返金して償いたいと思ったんです」

スタジオパーソル
販売元会社から提訴

販売元であるYUIKU株式会社は、契約違反、返品対応の費用、売れ残り在庫、さらにはブランドの信頼失墜による損害を主張し、約5億円の損害賠償を求めて提訴。2024年12月16日、東京地裁はてんちむさんに対して約3億8000万円の支払いを命じました

「返金希望者の方への返金対応は終わっているんですけども、ある会社との裁判が今でも続いてるんですよね。だからもう4年くらい裁判してて」

スポニチ

こちらのてんちむさんの発言から、裁判は2020年から続いていたことがわかります。つまり、てんちむさんが自腹で購入者に返金していたときも裁判はおこなわれていたということです。

販売元から提訴された経緯は以下の通り。

自身でも返金対応するため、メーカーに複数回にわたって総額2億2000万円を送金したという。ただ、メーカーがそれを購入者への返金にあてたか分からず、使途開示を求めて21年、東京地裁に提訴。すると、メーカーから豊胸手術を隠した説明義務違反があったとして反訴された。

東スポWEB

てんちむさんが自腹で購入者に返金したことについて、専門家は次のように述べています。

代金の返還については、てんちむさんが自身の意思で決められたということですが、本来は返金に応じる必要はない類のものです。てんちむさんは、あくまでも商品の対価としての代金を受領しただけであり、その点において何ら詐欺的要素はないからです。

弁護士ドットコム

てんちむの主張

裁判に負けてしまったてんちむさん。判決が出る前の動画で敗訴でも不安はないと主張しています。

万が一敗訴した後も、「自分の頑張り次第」だといい、この自信の理由については「今までの自分がつくり上げてきた自信がある」と胸を張る。「もし転落生活になったとしても、秒速で億万長者に戻るつもりではありますけどね」

スポニチ

また、誇大広告をしていたのは販売元であり、すべての責任を押し付けられることに対する悔しさもSNSで告白しています。

SNSでの反応

SNSでは、てんちむさんを応援する人、個人に払わせる金額ではないと批判する人、販売元の正当性を主張する人などさまざまな意見が見られました。

まとめ

てんちむさんのナイトブラ裁判について、時系列でまとめました。

この判決をうけて、てんちむさんが控訴するのか、和解の検討をするのか、はたまた賠償金を払うのか、今後の動きに注目です。

※12/21追記:ブラの負債はブラで返すそうです
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